信号用リレーとは
定義
主に2A 以下の信号の開閉・接続に使用されるリレーで、通信機器や試験・計測機器、セキュリティ機器など、その他幅広いアプリケーションで活躍しています。
特徴
信号用リレーは、金貼り接点+クロスバーツイン接点構造(図参照)の採用により、微小な信号負荷でも、接触信頼性に優れた性能を発揮します。
回路切り替えの用途が多いため、主にc接点構造を採用しています。また、リフローによる表面実装にも対応しています。リールパッケージ品は自動実装による多数個実装も可能です。
クロスバーツイン接点構造
リフロー実装
種類
オムロンの信号用リレーは、汎用タイプ、小型タイプ、高感度タイプ、高周波タイプなど幅広いバリエーションと安定した品質で、社会に貢献し続けています。
構造
主なサーフェイス・マウントタイプの信号用リレーは、以下の部品から構成されています。
コイルは2次モールド成形をしており、小型ながら、コイル-接点間の高い絶縁性能を実現しています。
応用例
セキュリティー機器
ガス検知器他各種防災機器、警報機他各種防犯機器
用途 アラーム出力
検知器
コントロールパネル
試験・計測機器
オシロスコープ他各種計測機器、ICテスタ他各種検査装置
用途 入出力切替、電源切替
オシロスコープ
ATE(半導体検査装置)
産業機器
工作機械、成形機、溶接機、マウンター他産業用ロボット
用途 回線切替、制御切替
工作機械
アミューズメント機器
遊技台、周辺機器
用途 情報出力
遊技台