製造現場には、人的要因による様々なリスクや困り事が潜んでいます。製造現場の課題に対して、人体・顔・物体を検知するカメラと自社開発のアルゴリズム一体型の簡易設置センサでソリューション提案いたします。
メンテナンス時や立入禁止エリアでの人滞在リスク
- ・遠隔操作者が、機械のメンテナンサに気付かず、機械を起動。
- ・禁止エリアに人が滞在したまま機械が動作。
なりすましや機密情報の流出
- 上司のIDを使用して、権限のない部下が機器を操作。
道具の放置トラブル
- 作業後の道具の出しっぱなしや紛失。
たとえば…
人の特長を判別しにくい特殊な服装や様々な姿勢でも、人体(作業者)を精度高く検出します。従来のセンサ方式では困難だった「機械」と「人体」を差別化し、人体のみを検出します。
様々な服装でも検出可能
様々な姿勢にも対応
作業をする前の状態と作業を終了した後の状態の差分を検出し、道具の紛失や片づけ漏れも、すぐに気づくことができます。
※開発中
よくあるご質問
- Q1. 製造現場での採用実績を教えてほしい
- ― A. 製造設備で操作する作業者を識別する「顔認証」や、製造設備に近づく作業者・メンテナンサを検知する「人体検知」で実績があります。具体的なアプリ・顧客名の紹介はできませんが、多くのお客様からの引き合いをいただいております。
- Q2. 「さまざまな姿勢、服装の検出可」とあるが、どこまで検出可能か?
- ― A. 姿勢については、立ち、中腰、しゃがみ、ハイハイなどの姿勢を検知することが可能です。転倒している人を検出できるソリューションもございます。服装については、具体的な柄や色、または設備の設置環境によっても検出精度は異なりますので、具体的な条件をご教示いただければ検討・回答させていただきます。
- Q3. 商品として既にリリースされているか?購入できるか?
- ― A. 「顔認証センサ」は既に汎用品としてリリースしている商品もございます(こちら)。貴社のアプリケーションや仕様用途によっても異なりますので、お問い合わせいただければ弊社担当者から別途ご連絡させていただきます。「物体検知センサ」は商品としてはまだなく、技術検討中でございます。具体的なご要望がありましたら、ご紹介させていただきます。
- Q4. 貸出可能か?
- ― A. 貴社の実現されたいことや課題をお伺いした上で、サンプルの貸出は検討させていただきます。また、弊社技術者が貴社の現場に出向いて検討するエンジニアリングサポートも合わせて検討させていただきます。
- Q5. 他社と違うオムロンならではの強みや特徴は?
- ― A. クラウドを用いず、組み込み環境で低CPU機能でも高速に動作できる自社開発のアルゴリズム(OKAO Vision)が強みです。自社保有の画像データと、長年にわたり蓄積してきたAI学習ノウハウの活用により、過去15億台以上のライセンス販売実績がございます(2025年7月現在)。ニッチな条件での高い検出精度が特徴です。また、組み込み型(クラウドレス)であるため、他の検出方式と異なり比較的安価なご提供が可能、セキュリティリスクの低減ができることも特長です。
機器内蔵⽤カラーセンサ 形B5WC
様々な色の変化を高い精度で検出可能。
アルゴリズム内蔵タイプも新登場でさらに使いやすく進化しました。
見下ろし人体検出ソフトウエア 形AM1
作業者の位置情報を出力し、工程ごとの滞在時間を検出。
生産性の効率化(タクトタイムの低減)に貢献します。
市販のWebカメラとパソコンでも動作可能です。
お問い合わせ
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「OKAO」、「OKAO Vision」は、オムロン株式会社の日本およびその他の国における商標または登録商標です。
注意事項
- 本センサは各種安全規格には準拠していません。危険防止などの用途でお使い頂く場合は、法規などで規定されている安全措置を講じたうえで追加のセンサーとしてお使いください。
- 画像認識技術を使用しています。その特性上、未検出や誤検出などの可能性があることを考慮し、必ず実際の使用環境で適用性や性能等を確認した上でご使用ください。








