電磁界センシング
人の目に見えない電波、磁界、電界を用いたセンシング
特長
近接センシング技術
共振させたコイルを用い、離れた位置にある金属を検知するセンシング技術
静電容量センシング技術
静電容量を測定することで物体の位置や、壁の裏の木材などの位置を検知する技術
高周波設計技術
数ギガヘルツの高周波設計技術で、インパルスレーダを実現。高周波アンテナも自社設計
技術詳細
鉄筋検出(近接センシング)
コイルを用いた金属センシング機器。コンクリート中の鉄筋の位置を検出可能です。共振に必要なエネルギーを高分解能で測定することで、深い位置の鉄筋も検出できます。
位置検知(静電容量センシング)
複数の電極を配置し、それぞれの静電容量を測定することで、可動物体の位置をセンシング。温度変化や外乱に強く、位置検知が必要なスイッチに応用しています。
基板設計(高周波設計)
高周波基板は、伝送線路の特性を揃えることが重要です。高周波設計技術により、信号の反射などがない高品質な基板を実現しています。
電界シミュレーション(高周波設計)
円形ダイポールUWBアンテナ(左)と電界分布シミュレーション結果(右)
高周波を用いる設計には、シミュレーションが欠かせません。高周波シミュレーション技術を駆使し、製品設計を行っています。
アプリケーション
鉄筋センシング
近接センシング技術を利用し、コンクリート中の鉄筋の位置を検知するためのセンサに応用されています。
非可視センシング
静電容量センシング技術を利用し、壁裏の木材などの位置を検知、表示するためのセンサに応用されています。
インパルスレーダ
高周波設計技術を利用し、数GHzの信号の送受信から対象物体の大きさ、材質、アンテナからの距離を測定するためのセンサに応用されています。