限定反射形センサ /
拡散反射形センサ
形B5W-LB / DB シリーズ活用ガイド お客様の課題・要望を解決

形B5W-LB/形B5W-DBシリーズ

オムロンの限定反射形センサ/拡散反射形センサとは?

機器内蔵用フォト・マイクロセンサに、独自*の光学レンズや、LEDパルス(変調光)駆動、さらに、外乱光を受けにくい回路を搭載した小型の高機能光センサです。従来、フォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)では安定検出が難しかった物体や長距離での検出が可能となり、さまざまな用途に使用されています。ガラス板などの透明、光沢物体や、黒色などの低反射率物体が検出できる限定反射形センサ、および、長距離検出が可能な拡散反射形センサの2機種をご用意しています。

*【特許番号】特許6303388

限定反射形センサ:形B5W-LB シリーズ

色や材質の影響を受けにくい限定反射形
鏡面・黒・透明体も見逃さない

拡散反射形センサ:形B5W-DB シリーズ

550mmの長距離検出が可能な
超小型拡散反射形

限定反射形センサと拡散反射形センサとの違いは?

反射形光センサには、一般的に拡散反射形と限定反射形の二種類があります。
拡散反射形センサは、投光ビームと受光路を平行に設置するのに対し、限定反射形センサは、狙った検出エリアに光路を向けて設置し、検出物体表面の正反射光を取り込む光学設計を施しています。さらに、光学レンズ設計によって、下図の検出距離特性図に示されるように、拡散反射形センサは遠くの物体が検出可能となり、限定反射形センサは低反射率物体や光沢物体でも検出可能となり、その検出エリアは限定的で検出物体の背後に検出したくない物体(背景)がある場合などに効果的です。

拡散反射形* 検出エリアが非限定的
限定反射形* 検出エリアが限定的