事例1-12 自動検査装置

事例1-12

自動検査装置

各種トレーやテープの有無検知
形B5W-LB

用途

  • ・検査対象品を入れた各種トレーやトップカバーテープの有無を検出します。

課題・要望

  • ・さまざまな種類のトレーやテープを調整なしで安定検出したい。
  • ・背景物体を検出しないセンサで、機器を小型化したい。
  • ・装置の各種センサをできるだけ共通化し、部品の種類を減らしたい。

(課題)
自動検査装置は、検査対象品や装置ユーザーによって、透明や黒色などさまざまな種類があります。一般的なセンサでは、対象物の反射率によって、検出距離や感度の調整が必要となる場合があります。また、黒い物体を検出するために、センサの感度を上げると、背景物体を検出してしまうため、機器の小型化が難しくなる場合があります。

解決

  • ・採用形式
    限定反射形センサ 形B5W-LB2112-1
  • ・本センサは、透明プラスチックや、黒色などの低反射率の物体を検出する光学設計を施しています。
    よって、さまざまな種類のトレーやテープを検出するのに有効です。
  • ・各種物体に対する検出範囲が広いため(下図参照)、テープのバタつきにも、ある程度許容できます。
  • ・規定の非検出範囲であれば、背景物体による影響がないため、機器の小型化に貢献します。
  • ・2方向の取り付け穴により、メカ設計の自由度が向上します。
  • ・センサの取り付け調整やメンテナンス時の動作確認が必要な用途には、動作表示灯付きタイプが便利です。 形B5W-LB1114-1/2114-1

形B5W-LB1114-1
検出距離:2~10mm

形B5W-LB2114-1
検出距離:10~55mm

*検出物体やセンサの設置方法によって検出可否が変わります。ご使用になる場合は必ず実機での十分な評価をしてください。

推奨形式