事例1-10 分包機

事例1-10

分包機

各種包装フィルムの有無検知
形B5W-LB

用途

  • ・包装フィルムの有無を検知し、フィルム切れなどの信号を出す。

課題・要望

  • ・さまざまな種類の包装フィルムを調整なしで安定検出したい。
  • ・フィルムがある程度バタついても許容できるセンサがほしい。
  • ・背景物体を検出しないセンサで、機器を小型化したい。

(課題)
包装フィルムには、透明や、乳白色、銀色などさまざまな種類があります。一般的なセンサでは、種類の異なるフィルムで感度調整が必要であったり、透明フィルムで背景を検出してしまったりする場合があります。また、機器ユーザーが新しいフィルムを使用する場合に、検出できないことがあります。フィルムのバタつきを考慮して、センサの検出距離範囲を広くするために、センサの感度を上げると、背景物体を検知してしまうため、機器の小型化が難しくなる場合があります。

解決

  • ・採用形式
    限定反射形センサ 形B5W-LB2112-1
  • ・本センサは、透明プラスチックや、黒色などの低反射率の物体を検出する光学設計を施しています。
    よって、さまざまな種類のフィルムを検出するのに有効です。
  • ・各種物体に対する検出範囲が広いため(下図参照)、包装フィルムのバタつきにも、ある程度許容できます。
  • ・規定の非検出範囲であれば、背景物体による影響がないため、機器の小型化に貢献します。

*検出物体やセンサの設置方法によって検出可否が変わります。ご使用になる場合は必ず実機での十分な評価をしてください。

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