事例1-01 分析機器 A
事例1-01
分析機器 A
各種試験管の有無検出
形B5W-LB
用途
- ・規定の位置にある各種試験管の有無を検知する。
課題・要望
- ・透明や、さまざまな色の試験管(キャップ部含む)を安定検出したい。
- ・機器ユーザーが新たな試験管を追加しても検知できるセンサを採用したい。
- ・背景物体を検出しないセンサで、機器を小型化したい。
(課題)
試験管には、透明、半透明、オレンジ、茶色など、色や材質にさまざまな種類があります。一般的なセンサでは、色や表面状態により、検出可能な距離の範囲が狭くなり、各種試験管を安定して検出できない場合があります。また、検出距離範囲を広くするために、センサの感度を上げると、背景物体を検知してしまうため、機器の小型化が難しくなる場合があります。
解決
- ・採用形式
限定反射形センサ 形B5W-LB2112-1 - ・本センサは、透明プラスチックや、黒色などの低反射率の物体を検出する光学設計を施しています。
よって、さまざまな種類の試験管の検出に有効です。 - ・各種物体に対する検出範囲が広いため(下図参照)、試験管の位置ばらつきにも、ある程度許容できます。
- ・規定の非検出範囲であれば、背景物体による影響がないため、機器の小型化に貢献します。
推奨形式
超小型(検出距離:2-10 mm) 形B5W-LB1112-1
小型(検出距離:10-55 mm) 形B5W-LB2112-1