![ソケットタイプ05:SOP対応](/sites/default/files/2023-03/product-efc05_head.jpg)
サイズの小さなSOP (Small Outline Package)でも、検査対象物を傷つけることなく、高い測定精度を実現します。
項目 | 仕様 |
---|---|
ピッチ | 1.27/0.65mm以下 |
ストローク | 0.5mm 以上 |
めっき | Au |
*仕様は参考値であり、カスタマイズ商品によって異なります。
各ピンとソケットは、実際のお客様の用途に合わせてカスタマイズ設計いたします。詳細はお問い合わせ下さい。
お客様の製品を傷つけない
SOPのような小さな検査対象物の測定の場合、リードフレームが脆弱であることから、検査ピンの接触によるフレーム変形が課題になっています。オムロンのSOP対応ソケットは、両側から検査対象物のリードフレームを挟み込む構造をとったブレードピンを採用しています。
応力がかかりづらく、検査時のリードフレームの変形・破損を防止します。
![オムロンのSOP対応ソケット:リードフレーム/ブレードピン2/ブレードピン1](/sites/default/files/2023-03/product-efc05_02_01.png)
両側から検査対象物のリードフレームをブレードピンで優しく挟み込むことで、リードフレームの変形・破損を防止する。
![ポゴピン搭載のソケットの場合:リードフレーム](/sites/default/files/2023-03/product-efc05_02_02.png)
棒状の硬度を持った検査ピンを、脆弱なリードフレームに押し当てるため、リードフレームが変形してしまう。
小さなパッケージでも正確な測定を実現
SOPパッケージのような、小さくぐらつきやすい検査対象物の場合、端子1本1本に、棒状の構造のポゴピンを押し当てて、正確な検査を行うことは困難です。オムロンのSOP対応タイプは、両側から挟み込むようにリードフレームに接触するため、SOPサイズの検査対象物でも正確かつ十分な接触力で検査ピンを押し当てることが可能です。安定した電気的接触を実現し、精度の高い測定を行います。
![オムロンのSOP対応ソケット:リードフレーム/ブレードピン2/ブレードピン1](/sites/default/files/2023-03/product-efc05_02_01.png)
両側から検査対象物のリードフレームをブレードピンで挟み込むことで、安定した接触を実現。
![ポゴピンを採用した検査用ソケット:ポゴピン、リードフレーム](/sites/default/files/2023-03/product-efc05_03_01.png)
検査側の端子が棒状で点接触のため、小さくぐらつきやすい検査対象物のリードフレームに端子を正確に接触させることが難しい。
高耐久でメンテナンスの手間を軽減
オムロンのSOP対応ソケットは、お客様のアプリケーションに適したカスタムデザインの提案とオムロンオリジナルの材料ブレンド*により、ポゴピン製のソケットに比べて5倍以上の高耐久性を実現しています。検査現場において、検査ソケットの交換頻度を大きく低減し、生産効率向上に貢献します。
*特許第5077479号(P5077479)
![ブレードピン:50万回以上](/sites/default/files/2023-03/product-efc02_03_01.png)
*BtoBコネクタ検査での一例です。
![ポゴピン:10万回未満](/sites/default/files/2023-03/product-efc02_03_02.png)
![SOP対応を可能にするオムロンのEFCプロセス技術](/sites/default/files/2023-03/product-process_05.png)