事例04 介護・見守り | 3D TOFセンサモジュール形B5L | オムロン電子部品サイト - Japan

事例04介護・見守り

介護現場で対象者の姿勢をモニタリングし、
転倒などの異常を検知。

3D TOFセンサ＋姿勢推定ソフトウエア

プライバシーに配慮した転倒検知

介護現場での事故は、転倒やベッドからの転落が全体の過半数以上を占めると言われ、事故を防止するための巡回・看視が介護側の大きな負担となっています。

カメラによる看視は、被介護者のプライバシーの観点で敬遠されます。

プライバシーに配慮した骨格点データを活用した転倒検知への貢献

姿勢推定ソフトウエアは、形B5Lの出力を活用したアルゴリズムで、AI技術により人の骨格点を推定し、座標を出力する技術です。姿勢推定ソフトウエアの座標を活用し、お客様のアルゴリズム開発により、転倒など姿勢検知が可能となります。

従来の定期的な巡回ではなく、センサの異常アラームを活用することで迅速で適切な対応が可能となり、さらに介護の省力化にも有効です。

TOF（Time Of Flight）方式を利用した形B5Lはカメラと異なり、被介護者のプライバシーに配慮した見守りが可能です。

形B5Lは耐太陽光性能により太陽光がさしてくる環境下でも、照明がない夜間でも被介護者までの距離データを出力できるため、姿勢推定ソフトウエアは安定動作します。