• 事例02サービスロボット

    進行方向にある障害物を三次元で距離計測

    適応形式3D TOFセンサモジュール:形B5L-A2S-U01-010

課題・要望障害物・段差の検知

サービスロボットの障害物検知用途では、従来2D LIDAR、光センサ、超音波センサなどが採用されています。
しかし、いずれも計測エリアが限定的なため、障害物・段差検知が不十分で衝突・落下のリスクがあります。

2D LIDARの場合
二次元計測のため、上方に固定された障害物や下方の床段差などが検知できません。
超音波センサの場合
検出エリアが狭い。
光変位センサの場合
検出エリアが狭い。
近距離では高反射率物体による信号の飽和、遠距離では低反射率物体による信号の微弱で検出できません。
屋内でも窓越しに入光する太陽光により、距離データの精度が低下します。
2D LiDAR:非検出箇所が多数

解決三次元距離計測による障害物や段差検知で、衝突や転落の防止に貢献

本センサはTime Of Flight方式で三次元距離計測が可能です。
三次元の距離データにより、上下・左右の広い範囲で障害物や段差を安定検知し、サービスロボットの衝突防止に貢献します。
従来カメラ
3D TOF
専用処理(HDR機能*)により、低反射率から高反射率の検出物体を近距離から遠距離まで距離計測できます。
*HDR機能とは
屋内でも窓越しに差し込む太陽光の影響を受ける場合があります。本センサは耐太陽光性能*を強化しており、10万ルクスまで安心して使用可能です。
*耐外乱光とは
Omron 3D TOF