低消費電力駆動 B お客様製品の脱炭素化に貢献 透過形光センサ
(高速応答タイプ)
形EE-SX1330-2

LEDパルス駆動
(低消費電流化回路)において、
パルス幅を最小化し、
バッテリの
長時間駆動に貢献

EE-SX1330

モバイル機器やガスメータなどのバッテリ駆動機器では、低消費電流化によるバッテリの長時間駆動が設計課題です。光センサをこのような用途に使用する場合、一般的にLEDをパルス駆動し、そのデューティ比*1を小さくする(=パルス幅を小さくする)ことで低消費電流化を図ります。オムロンはフォト・トランジスタ出力タイプに、パルス幅を最小化できる「高速応答タイプ」をラインアップし、消費電流のさらなる低減に貢献します。

*1. デューティ比:パルス幅をスイッチング周期で割り算したもので、
単位はパーセント。
デューティ比  =パルス幅(ON時間)÷スイッチング周期(ON時間+OFF時間)×100

高速応答タイプ:デューティ比を小さく(パルス幅を小さく)

【ご提供価値】

  • 光センサの低消費電流化によりバッテリの長時間駆動に貢献。
  • 機器の小型・軽量化が図れる小型SMDタイプで廃棄ロスを低減。

高速応答タイプとは

LEDが発光してからフォト・トランジスタの出力が変化するまでの応答時間(上昇/下降時間)が短いタイプです。高速応答タイプは標準タイプに比べて、応答時間を半分以下に短縮できます。パルス幅を小さくすると、フォト・トランジスタの出力が十分に立ち上がらず、結果として出力が十分に得られない場合があります。しかし、高速応答タイプは標準タイプに比べて上昇時間が短いため、デューティ比を小さく(パルス幅を小さく)しても出力電圧を取り込みやすくなります。

標準タイプ(形EE-SX1330)と高速応答タイプ(形EE-SX1330-2)の比較

アプリケーション例

バッテリ駆動機器の長寿命化にご活用いただけます。
(ハンディプリンタ、スマートガスメータ、サービスロボット、IPカメラなど)

透過形光センサ(SMDタイプ)
ラインアップ

溝幅:3mm、出力形態*2:PTr、形式*3:形EE-SX1330、高速応答タイプ:〇形EE-SX1330-2

*2. PTr:フォト・トランジスタ、P-IC:フォト・IC

*3. 形EE-SX3~:遮光時ONタイプ、形EE-SX4~:入光時ONタイプ

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