リレーで動作不良に至る原因はどのようなことが考えられますか?

ID: FAQE10088

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回答回答

コイルに電圧が正常に印加されているにも関わらず接点が動作(導通)しない場合、リレーの駆動系(コイル)の不良、負荷を開閉する接点接触系の不具合が考えられます。

Explanation解説

動作不良が発生する原因は、以下のように駆動系・接点接触系の不具合が考えられます。

動作不良が発生する原因

リレーの不具合事例や対策については、The 解決[一般リレー編]をご参照ください。

ワンポイントアドバイス

リレーの使用環境要因による導通不良においては、お客様での分析が難しい場合は弊社に分析依頼ください。
*リレーをプリント基板から取り外す時は、衝撃、端子曲がり、はんだ熱の影響を受けないようにしてください。

商品カテゴリー リレー 信号用リレー パワーリレー
分類 トラブルシューティング
関連キーワード
  • 信号用リレー
  • パワーリレー
  • 動作不良
  • 駆動系
  • 接点接触系

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Q
リレーで復帰不良に至る原因はどのようなことが考えられますか?
A
リレーの要因とリレーを駆動する回路の要因での復帰不良が考えられます。
Q
リレーのコイルが焼けました。原因は何でしょうか?
A
リレーのコイルへの過電圧印加が推測されます。リレーのコイルに過電圧が印加されると、リレーコイルが異常発熱しコイルの芯線がレアショートすることにより断線に至る場合があります。
外観的には、軽度の場合はコイル線表面の変色やコイル外装テープの溶け程度ですが、ひどいものはとコイル線の被覆の溶融、コイル巻線のスプールの溶融・変形やリレー外観上でのケース膨れに至ります。
Q
炭化物による接触不安定、接触不良はどのような現象ですか?
A
負荷の開閉とともに接点に炭化物(カーボン)が生成・堆積して接触不安定、接触不良となります。
特に有機ガスの影響を受けやすく使用環境や微小負荷の開閉で接触不良が発生しやすくなります。

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