vol.285 October 2024
つなぐだけですぐに使えて、装置の付加価値も向上させるセンサ
世の中の「センサ」と呼ばれるデバイス、特に機器内蔵用のセンサデバイス(センサ素子)は目的に合わせたハード・ソフトの設計が必要なため、製品につないでもすぐには使えず、動作させるまでに多くの工数がかかります。
オムロンのセンサは、目的に応じてあらかじめ機器側が必要とする信号出力やデータ出力をセンサ内で処理できるように組み込まれているため、設計工数の負担が大幅に減らせて、製品の高機能化や付加価値向上にも貢献できます。
センサ素子を製品に接続して動作させるには、
目的に合わせた設計が必要となるうえ、機器側のCPUへの負担も増えてしまいます。
体表面温度検出する場合
オムロンのセンサなら~の工程がセンサ内に組み込まれている*1から、
ハード・ソフトの設計工数が大幅に削減でき、CPUの負担も削減できます。
商品 | ❶A/D変換・ 増幅 |
❷データ化・ 演算 |
❸判別・補正 | ❹出力/通信 |
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High/Lowのデジタル出力でON/OFF信号を直接入力 |
A/D変換・増幅 |
− | − | NPNオープンコレクタ出力 |
色や材質の影響を受けにくい限定反射形鏡面・黒・透明体も見逃さない |
A/D変換・増幅 |
パルス光を光量にデータ化 |
複数のパルス光で誤動作防止 |
NPNオープンコレクタ出力 |
色の変化と違いを見逃さず機器の自動化に貢献 |
A/D変換・増幅 |
RGB各色の電圧をデータ化 |
RGB各色の電圧値を補正 |
I2Cで出力 |
発熱状態を自動でモニタリングし、省人化に貢献 |
A/D変換・増幅 |
演算で温度値に変換 |
キャリブレーションにより周囲温度の影響を補正 |
I2Cで温度値を直接出力 |
*1.センサにより異なります。
*2024年9月現在の内容です。
お断りなく仕様などを変更をすることがありますのでご了承ください。