vol.278 March 2024
コイル消費電力を低減させても
安定的に動作するリレーで
省エネに貢献
脱炭素社会の実現に必要な再生可能エネルギー。これらの発電装置の普及とDCエネルギーの利用は、一般家庭や産業用途に導入が進んでいます。
これらの普及に伴い、装置の高容量化が進むとリレーも高容量化が求められますが、その分大きな開閉能力が必要になるため、コイルの消費電力が上昇するのが課題です。
オムロンは、独自の設計でリレーコイルの低消費電力化と高容量開閉の両立を実現し、脱炭素社会の実現に寄与します。
消費電力を抑えつつ、高容量制御の実現に貢献します。 |
コイルの消費電力が増大する理由
オムロンは消費電力を抑える3つの方法で省エネに貢献します
ラッチングタイプ
ON/OFF切り替え時のみ電流を流します。
例:1巻ラッチの場合
ラッチングリレー
形G2RK/U
形G6BK/U
形G6CK/U
形G5RL-K/-U
PWM制御タイプ*1
電圧を印加する時間を削減します。
*1. 形式末尾-PW、-PW1が該当。
低保持電圧タイプ
接点ON時には定格電圧を印加し、保持状態の電圧を下げます。
例:形G6QEの場合
低保持電力リレー
形G5Q-PW
形G2RL-PW1
形G7L-PV
形G5PZ/-X
形G6QE
形G5NB-PW
形G9KA
形G9KB
形G7L-X
形G7EB
*2024年2月現在の内容です。
お断りなく仕様などを変更をすることがありますのでご了承ください。