vol.268 May 2023

ボード設計に関する最新情報をお届け Since2001 もぎたてONBOARD 解決編

感度を高める=消費電力を下げられる?

開発・設計環境対応
消費電力を下げる一手は、
高感度な電子部品を選ぶこと。

企業における気候変動対応への取り組みが注目される中、低消費電力の価値がますます高まってきています。一方、新製品の開発において消費電力を低減するために様々な設計手法がありますが、電子部品の選定がそのまま低消費電力の実現に直結すれば、設計上の負担低減につながるだけでなく、機能拡充の両立にも貢献できます。
オムロンは高感度化により低消費電力を実現する電子部品を取り揃えており、お客様の製品の低消費電力化を、簡単に、より身近に実現するお手伝いをいたします。

DMS GREEN PROJECT

「高感度」のデバイスで、低消費電力の実現をご提案します。

パワーリレー

高感度化により「少ない電力」でも動作可能に

コイル設計を最適化

形G5V-2 => 形G5V-2-H1:少ない電力で動作(70%削減)

最大で基準品の電力の70%を削減*1

形G2RL-H
基準品の38%を削減

形G2R-H
基準品の32%を削減

形G5V-2-H1
基準品の70%を削減

形G6A-15
基準品の25%を削減

*1. 同定格電圧の基準品と高感度品を電力比較した数値。

MOS FETリレー

高感度化により「小さい光量」でも動作可能に

LEDチップ / 受光素子の改良により感度を向上

[従来品]光量:大で動作 => [高感度MOS FETリレー]光量:小でも動作

入力側電流を従来品と比べて1/3に削減

高感度MOS FETリレー

[NEW] 形G3VM-61VY4
[NEW] 形G3VM-351VY1

形G3VM-61G2,61G3,201G1,201G2,351G1,
401G1,601G1,601G,61VY4,351VY1

商品特長を商品編で特集しています。

フォト・マイクロセンサ

高感度化により「短い発光時間」でも動作可能に

従来品:発光時間が長い => 形EE-SX1330-2:パルス駆動(PWM)による高速応答で駆動時間を短縮

応答時間が従来品の半分以下に短縮

フォト・マイクロセンサ 高速応答タイプ

形EE-SX1330-2(カタログ非掲載品)

詳細については
オムロン営業員までお問い合わせください。

*2023年4月現在の内容です。
お断りなく仕様などを変更をすることがありますのでご了承ください。

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