vol.256 May 2022
社会のあちらこちらで
自走式ロボットが“大活躍”
最近、空港やレストラン、病院などで、自律走行して清掃や配膳、警備、消毒などをするロボットをよく見かけるようになりました。
人の作業を代替するこれら自走式ロボットは、人出不足に伴い今後、社会の様々な分野で需要が進むことが予測されます。
オムロンは自走式ロボットの制御を担う部品の供給によりメーカの皆様と共にその需要を支えていきます。
オムロンの電子機構部品が、自走式ロボットの制御をサポートします。
(1)バッテリ・モータ・充電設備の制御、DCの緊急遮断に
電源(バッテリ・充電システム)、走行用モータの緊急遮断などにはDCパワーリレーがおすすめです。
(2)バッテリボックス装着、バンパー衝突検知に
屋外や塵埃の多い環境下で使われる自走式ロボットには超小型ながら防水防塵機構を持つスイッチがおすすめです。
(3)周囲検知、人体・障害物・床面の検知に
死角や床面の検知には反射形センサ、進行方向の人体や障害物検知には3次元測距可能な3D TOFセンサがおすすめです。
*1. TOF(Time of Flight)センサとは、光の飛行時間を計測し対象物までの距離計測を行うセンサ。
(4)外部(上部)搭載機器との接続に
自走式ロボットのアタッチメントへの接続(電源や信号)には、振動に強く操作性・メンテナンス性に優れたプッシュイン端子台コネクタがおすすめです。
3.5mmピッチ プッシュイン端子台 軽い抜き挿しながらも、しっかり嵌合 |
---|
(5)補器類・外部出力・動力の制御、モータドライバに
移動体の上部に搭載されたロボットへの12V、24Vの電源供給、12V、24Vの小型モータ開閉などには振動衝撃に強いDC小型パワーリレーがおすすめです。
[NEW]プリント基板用小型DCパワーリレー(詳細を商品編で特集しています。)
*2022年4月現在の内容です。
お断りなく仕様などを変更をすることがありますのでご了承ください。