Aratasの事業について
はじめに
オムロンデバイス&モジュールソリューションズカンパニー(電子部品事業/DMS)は、2026年7月1日に分社化、Aratas株式会社として設立されます。10月以降は、カーライルが主たる株主となる予定です。
オムロンからの独立後、オムロンの祖業として大切にしてきた品質や信頼を引き継ぎ、電子部品事業としての最適な投資判断、自律的な経営をスピーディーに実現し、成長性や収益性でも評価され、電子部品市場でエクセレントカンパニーとなることをめざします。
カーライルの傘下で事業を順調に伸ばし、Aratasに統合される産機コンポーネント事業を含め、2030年には大きく売上拡大をめざす計画です。
新体制のブランド・社名について

私たちは困ったときに真っ先に声がかかる――「最初に相談され、最初に試作を持ち込む(First One)」となり、顧客にとって継続的に長いお付き合いのできる真のパートナーとなることを⽬指しています。
Aratasとは、「新たな」と「明⽇」を組み合わせた⽇本語由来の名称で、⽇本発のグローバル企業として、世界中のお客様と共に、新たな明⽇を切り拓いていくという想いを込めています。
ミッション
私たちの技術で、人の想いと可能性を繋ぎ、
新たな明日を創造します。
バリュー
ミッションの実現のため、社員一人ひとりが、組織に深く根ざした信念や行動の指針として、
Aratasの3つの「A」と掛け合わせたバリューを定めています。
Aspire
志を原動力に、
高みを目指し続けるAgile
柔軟かつ迅速に対応し、
変化を新たな機会へと変えるAhead
先見性を持って、
常に一歩先の価値を提供する
新たな提供価値
性能やコストを磨くだけでなく、社会的視点で3つの新たな強みをつくり価値を提供
地球にやさしい脱炭素
商品&プロセスの提供
顧客が求める高次元の
設計/製造/製品情報の提供
顧客の期待を超えた
スピード価値提供
社会課題とソリューション(社会課題と解決へのアプローチ)
私たちが考える2030年の社会は、環境負荷の低い新エネルギーが導入され、あらゆる製品・インフラが直流化しています。通信の高速・大容量化や社会・家庭のIoT化の進展により、あらゆる製品がつながり安定して稼働し続けることで、これまで以上に便利で快適な生活がもたらされています。さらに、このような製品は全て環境に優しいものが当たり前となっています。
その社会の実現に向けて、Aratasは、新エネルギーと高速通信の普及を支えるデバイスを創出していきます。
気候変動(地球温暖化)
カーボンニュートラルを実現し、新エネルギー*2の普及に貢献。
新エネルギーに対応したインフラや、製品の安全性を担保する確実な直流遮断、低消費電力に貢献していきます。
*2 新エネルギー:再生可能エネルギーと水素、燃料電池などの革新的なエネルギーを称す

高齢化・個人の経済格差拡大
デジタル化社会を実現し、高速通信の普及に貢献。
半導体の進化によって生じる機器の制約や課題を克服し、高周波開閉の信頼性向上や感性情報のデジタル化に貢献します。

これらの課題を、さらなる成長が見込まれる2つの領域でデバイス&モジュールを軸としたソリューションで解決します。
DC機器
気候変動対策のひとつが、CO2削減。
エンジンから電気駆動への移行が進み、
DC(直流)製品*3の高性能化が求められています。
従来のエンジン駆動製品に代わり、バッテリーとモーターを使用した電動製品が今後ますます普及していくと予想されます。
持続可能なエネルギー活用のために、発電→蓄電→電力利用という流れが主流となり、短絡(ショート)防止や感電防止の重要性も高まるでしょう。
Aratasでは、このような社会的変化に対応するために、
高容量製品の幅広いラインアップを展開し、
発熱を抑え安全に電流を遮断する技術を提供することで、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

*3 DC製品:直流電流で動く製品
高周波機器
少子高齢化による労働力不足を解決するために、5G/6Gなどの高速通信の普及が加速し、それに伴い半導体の高速化、大容量化が進んでいます。
Aratasは、コア技術のひとつである「ファインメカ技術」を駆使し、迅速な提案を通じて、お客様とともに高速通信の進化に貢献します。

幅広い製品群で社会の発展に貢献
Aratasは、我々の“繋ぐ・切る”技術を軸に、幅広い製品をお客様の製品を通じて新たな価値を創造することで、地球上の人々のより良い暮らしと社会の発展に貢献します。

独自のモジュールでソリューション提案
Aratasは幅広い技術を保有しており、多彩な機能をコンパクトにパッケージ化するスマートサイジング(組み合わせ技術)によって、専業メーカーとは異なる高機能で独自性のあるモジュールでソリューションをご提案します。

商品別売上構成
カーボンニュートラル・デジタル化社会の実現に向けて、必要な機能を実現するために、デバイス&モジュール化したソリューションを提供します。

*オムロングループ旧DMS2025年度第3者売上高ベース
数字で見るAratas

*オムロングループ向け内部売上相殺前の2025年度Aratas純外部売上高 (オムロングループ旧DMS2025年度第3者売上高ベース:1,187億円)
**FY25 DMS生産拠点合計値(自社調査)
***1世帯あたりの電力消費量3,911kWh/年間(2023年環境省調べ)
拠点
研究開発拠点(岡山市)を中心に、商品開発機能を含む5拠点で商品創出を加速します。
技術開発・商品開発拠点

ものづくり拠点

国内5拠点、海外3拠点、約7千人のグローバルな生産体制で、お客様のQCDに迅速に対応します。
営業ネットワーク
リレー、スイッチ、コネクター、センサーに加え、お客様のご要望にお応えする最適なソリューションをグローバル体制で提供します。

*オムロングループ旧DMS2025年度第3者売上高ベース
**ホームオフィス含む
