vol.287 December 2024
斬新なアイデアで、
基板の占有面積を削減します
製品の機能・性能を高めようとすると搭載部品が増えたり、部品が大型化する。しかし、製品や基板のサイズは限られている──相反するこの悩みは設計者の永遠の課題であり、部品の小型化が常に求められます。しかし、部品サイズの大きいMILコネクタや高容量リレーなどは、必要不可欠ながら小型化が困難な部品です。
オムロンは、これらの部品の実装面積削減を通じて、小型化と高機能化の両立に貢献します。
実装部品の基板の占有面積を削減すると、多くのメリットが生まれます。
基板の取り数を増やせる
生産効率・コストダウンに
貢献できます
製品が小型化できる
基板の装置内の占有面積を小さくし、
装置自体の小型化に貢献できます
大きさを変えずに多機能・高機能化
空いたスペースに新たな回路や部品を
実装できます
オムロンは、面積削減のインパクトが大きい部品にアプローチしました。
MILコネクタ
2段に重ねて、実装面積を従来の約1/2に
従来(形XG4A)
ディップL型端子2個使い
形XG4A
2段重ねタイプ
占有面積の大きい多極接続のMILコネクタ。形XG4Aの2段重ねタイプは占有面積を約1/2にできます。
フラットケーブルコネクタ(汎用タイプ)
2段重ねタイププラグ
ロングロック付き
形XG4A-□□39-A/-□□79-A(ディップL形端子)
高容量リレー
コンパクトタイプで、実装面積を削減
従来
形G6QG
高容量化するとリレーは大型化します。形G6QGは放熱設計や構造の工夫によりAC480V 55Aの高容量開閉と小型化を両立します。
プリント基板用パワーリレー
形G6QG
*1. 2024年9月、当社調べ。
*2024年11月現在の内容です。
お断りなく仕様などを変更をすることがありますのでご了承ください。