vol.261 October 2022
3D TOFセンサモジュール
形B5Lの出力を利用して
AI技術により人の骨格点を出力
姿勢推定は、形B5Lから出力される距離計測データを用いて、AI技術を活用したオムロン独自のアルゴリズムで人の骨格点を推定し、座標を出力する技術です。たとえば、転倒転落などを判定可能です。*1
*1. お客様にて開発していただく必要があります。
形B5L+姿勢推定 AI技術を用いた
ディープラーニングにより骨格点の最適化
オムロンが長年培ってきた「OKAO Vision」*2のAI技術をベースに、人の骨格点が最適化されるように精度の高いアルゴリズムを開発しました。これにより、複数の検出対象者の頭や手、足の動きを安定して検出することができます。
立っている*3
屈んでいる*3
横たわっている*3
*2. 「OKAO Vision」は、オムロン株式会社の日本およびその他の国における商標または登録商標です。
*3. サンプル画像はいずれの姿勢でも骨格点が検出できることを表しています。どのような姿勢かを判別する機能はこのアルゴリズムに含まれていません。
姿勢推定の導入による期待効果
介護・見守り用途で、姿勢推定の座標から転倒転落のアルゴリズムを開発された場合、
プライバシーに配慮しつつ、被介護者の状態(転倒の有無)を把握でき、介護施設の業務効率化につながります。
被介護者に安心感を提供
トラブルを早期発見しやすくなり、
対応の遅れが防げます。
施設・介護者の業務効率を向上
被介護者の状況を駆けつける前に確認でき、緊急度の把握が可能になります。
コールシステムの製品価値を向上
被介護者・介護者双方に価値があり、介護現場の課題解決に貢献できます。
*2022年9月現在の内容です。
お断りなく仕様などを変更をすることがありますのでご了承ください。