vol.252 January 2022

ボード設計に関する最新情報をお届け Since2001 もぎたてONBOARD 解決編

セキュリティイメージ

設計・経営セキュリティ
確実な「侵入」「破壊」検知で
製品のセキュリティ機能を
より強固にしたい

窃盗犯罪の多くは「侵入」や「破壊」が初期行為として行われるため、検知精度の向上は、窃盗犯罪の発生リスク低減につながります。オムロンはこれらの行為をより詳細に検知できる部品を提供することで、セキュリティ機能の強固な製品づくりをお手伝いします。

「侵入」「破壊」行為の検知機能を高めるオムロンのセンサ群

01 破壊検知

破壊・異常と正常動作を判別

抵抗内蔵型シール形極超小型基本スイッチ 形D2AW-R

4種類の出力により、「正常動作」のスイッチON、スイッチOFF、
「破壊・異常」の断線、短絡を判別できます。

例)判別が難しい「スイッチOFF」と「故意の断線」を判別*1:アプリケーション例:自動販売機や宅配BOXの破壊防止、自動車・バイクの盗難防止

02 侵入検知

昼夜を問わず人間の動きを検知

3D TOFセンサモジュール 形B5L

プライバシーの観点でカメラを設置できない場所や暗闇でも、
対象物の形状を3D検出できます。

例)暗闇でも人間の動きを検知(注.開発中のアルゴリズムとの組み合わせ後) 新機能 AIを使った独自のアルゴリズムで人間の骨格点を推定し、人間の体勢や状況を認識(現在開発中)。アプリケーション例:夜間の巡回ロボット、小売店倉庫の窃盗防止

03 侵入検知

「なりすまし」による不正を抑止

ヒューマンビジョンコンポ HVC-P2 形B5T

1対1の顔認証機能で事前登録された特定IDと本人の顔認証を
一致判定し、「なりすまし」による不正行為を抑止します。

例)「なりすまし(他人のカードで入室)」に、 ID+顔認証で、セキュリティ向上*2:アプリケーション例:入退室管理システム、勤怠管理システム、入館セキュリティシステム

プラス温度検知でセキュリティ機能をより強固に

MEMS非接触温度センサ 形D6T

「なりすまし(他人のカード+顔写真)」の場合:顔写真の周囲温度(25.0度)を 検出→認証不一致/本人(人間)の場合:人間なら体表面温度(36.5度)を検出→認証

形B5Lや形B5Tに、人間の体表面温度を検出する形D6Tを追加すれば、
セキュリティ機能の向上が図れます。

*2021年12月現在の内容です。
お断りなく仕様などを変更をすることがありますのでご了承ください。

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