機器内蔵用のフォト・マイクロセンサの用語について教えてください。
ID: FAQE40017
更新:
回答回答
機器内蔵用のフォト・マイクロセンサは、フォト・トランジスタ出力とフォト・IC出力の2種類があります。それぞれの用語については【解説】をご覧ください。
Explanation解説
- フォトトランジスタ出力タイプのフォト・マイクロセンサで使われる記号および用語について下表に示します。
- フォト・IC出力タイプのフォト・マイクロセンサで使われる記号および用語について下表に示します。
詳しくは、フォト・マイクロセンサの基礎知識をご覧ください。
ワンポイントアドバイス
- フォト・トランジスタ出力タイプ
回路設計で最重要項目は光電流(IL)の範囲と言えます。この最小値および最大値、およびLEDの経時変化などによるIL変化分を考慮して、フォト・トランジスタ側の負荷抵抗値(プル・アップもしくはプル・ダウン)を決定します。 また、この抵抗値によって応答時間が変化しますので、回転円盤カウントなどの用途では配慮が必要です。 - フォト・IC出力タイプ
この出力タイプは、しきい値が内部回路で固定されています。 したがって、受光素子の感度(出力がON/OFFするときの受光量)は、LEDに流す電流(IF)によって規定され、IFT(ON)またはIFT(OFF)で表しています。 この固定しきい値は高い感度で設定されています。 透過形(溝形)で完全しゃ光物体を検出するなど、微妙なしきい値設定が不要な場合に適しており、高速応答が必要な用途に有効です。
商品カテゴリー | センサ フォト・マイクロセンサ |
---|---|
分類 | 使用・アプリケーション |
関連キーワード |
|