フォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)で、表面実装タイプはどのような機種がありますか？

機器のモバイル化に伴い、電子部品の小型化が加速する中、表面実装部品へ要求もさらに増加しています。オムロンも検出距離毎に表面実装(SMD)タイプのフォト・マイクロセンサのラインアップを強化しています。　さらに、フォト・トランジスタ出力だけでなく、高速円板回転検出などに有効なフォト・IC出力や、エンコーダ用途に便利な2ｃｈタイプもご用意しています(下図参照)。　詳しくは、各フォト・マイクロセンサのデータシートをご覧ください。

高速回転ディスクのカウントなど応答速度の速いセンサが必要な用途にはフォト・IC出力タイプ(3kHz以上)をお薦めします。
SMDタイプでは、溝幅別に形EE-SX4320、形EE-SX3340/4340,　形EE-SX3350/4450をご用意しています。 フォト・トランジスタ出力タイプでは、想定する光電流（IL)の下限値から負荷抵抗の値を設定しますが、この抵抗値が大きいと応答速度が遅くなります。"応答時間-負荷抵抗特性"をご参照ください。　フォト・IC出力タイプはこの部分に配慮する必要がないので設計が容易です。