商品カタログに掲載されているリレーの動作電圧・復帰電圧・最大許容電圧の読み方を教えてください。
ID: FAQE10015
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回答回答
商品カタログの「定格」操作コイルに掲載している内容は、リレーの定格電圧に対する割合を示しています。
Explanation解説
動作電圧・復帰電圧・最大許容電圧の読み方
パワーリレー: G2R、シグナル(通信用)リレー: G6Kを事例に説明します。
- *AC100/(110)仕様はAC100Vコイルをもとにしており、以下のように使用することができます。
- AC100V: 50Hz/60Hz共に使用可能
- AC110V: 60Hzのみ使用可能
- *AC200/(220)仕様はAC200Vコイルをもとににしており、以下のように使用することができます。
- AC200V: 50Hz/60Hz共に使用可能
- AC220V: 60Hzのみ使用可能
ワンポイントアドバイス
- 消費電力の低いリレーは、最大許容電圧が高くなる傾向があります。
- 最大許容電圧は、リレーコイルに印加できる電圧の最大値で、連続許容値ではありません。
商品カテゴリー | リレー 信号用リレー パワーリレー |
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分類 | 選定・特性 |
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Q
商品カタログでリレーの動作電圧が*%以下、復帰電圧が*%以上と表現しているのは、どういう意味ですか?
- A
リレーの動作電圧はその値以上の電圧を印加すれば必ず動作する。 復帰電圧はその値以下まで電圧を下げれば必ず復帰する、という意味です。
-
Q
商品カタログに掲載されているリレーの定格負荷の事項について、COSφとL/Rの意味と定格負荷に使われている COSφ=0.4、L/R=7msの数値背景を教えてください。
- A
COSφ、L/Rは,誘導負荷を表しています。
AC負荷はCOSφ、DC負荷はL/Rが用いられています。
-
Q
リレーで復帰不良に至る原因はどのようなことが考えられますか?
- A
リレーの要因とリレーを駆動する回路の要因での復帰不良が考えられます。