グリーン冷媒対応 B お客様製品の脱炭素化に貢献 パワーリレー
（防爆規格準拠品）形G5NB、形G2RL、形G5Q、形G5PZ

冷媒の中には地球温暖化係数（GWP）が 1000 を超えるものもあります。
CO2 の地球温暖化係数は 1 であるため、一般の冷媒は CO2 よりも地球温暖化に与える影響が大きいことがわかります。
（出典　GHG）
https://ghgprotocol.org/sites/default/files/ghgp/Global-Warming-Potential-Values%20%28Feb%2016%202016%29_1.pdf

近年、地球温暖化への影響が少ない「グリーン冷媒」が注目されています。
ただし、「グリーン冷媒*1」の多くは可燃性物質であり、発火の危険性があります。そのため、グリーン冷媒を使用するためには、関連機器の防爆化が必要となります。機器の防爆化を実現するためには、機器において発火源となる要素に対し、金属筐体等で囲い延焼を防止することができます。しかし、結果として比較的高価な製品となる可能性があります。

リレーは機器内で発火の原因となる可能性のある部品の一つであり、一般的なリレーは接点開閉時のアーク放電により発火源となる場合があります。例えば、冷媒を使用する空調機器の場合、防爆規格準拠品のリレー*2を利用することにより、安全性を確保しつつ機器全体の防爆化に貢献します。結果として、グリーン冷媒を使用した空調機器を多くの人が使用することが可能となり、より地球温暖化の抑制に貢献します。

防爆規格準拠品のリレーにご興味がある方は、以下関連商品をご参照ください。

*1 グリーン冷媒とは、自然冷媒や低GWPフロンなどの非フロン冷媒を指します。
*2 防爆規格試験に関して
保護の種類：Enclosed-break devices （GroupⅡA*3）(IEC/EN) 60079-1 第15.5項に基づき試験を行い、合格しています。
保護の種類：Seald devices　(IEC/EN) 60079-15 第11.2項に基づき試験を行い、合格しています。

防爆規格の詳細については、お近くのオムロン担当者にお問い合わせください。