機器内蔵用フォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)とはどのようなものですか?
ID: FAQE40001
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回答回答
機器内蔵用フォト・マイクロセンサは、民生機器(プリンタ複合機、IPカメラ、ロボット掃除機など)や業務機器(ATM、包装機、複写機、アミューズメント機器など)への内蔵を想定している商品です。 これらは、フォトインタラプタとも呼ばれています。
オムロンのフォト・マイクロセンサで、機器内蔵用以外の機種は産業装置用です。主に設備やFA(ファクトリーオートメーション)での使用を想定しています。
Explanation解説
機器内蔵用とそれ以外のフォト・マイクロセンサの違いについて下表に示します。ただし、すべての機種に共通している訳ではありません。 詳細仕様はデータシートにて電源電圧、必要な開閉容量等に合わせて選定してください。
ワンポイントアドバイス
機器内蔵用フォト・マイクロセンサの取り付け方法による一般的な使用例は下図のとおりです。 基板実装タイプが主流ですが、表面実装(SMD)タイプ)は機器の小型化や組立工数削減に有効です。また、検出物体がメイン基板から離れた場所にある場合は、プリワイヤタイプや配線・メンテナンス性に優れたコネクタタイプがあります。機器の構造に合わせて最適なセンサを選定してください。
詳しくは『フォト・マイクロセンサ セレクションガイド』をご覧ください。
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商品カテゴリー | センサ フォト・マイクロセンサ |
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Q
フォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)とマイクロスイッチ使い分けについて教えてください。
- A
マイクロスイッチの接点による開閉に対し、フォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)は光を使った非接触スイッチングであることが大きな違いです。
よって、耐久性、検出位置精度、応答速度などの点でフォトマイクセンサが優れていますが、マイクロスイッチはAC,DC両方に使用でき、LED発光が不要なため低消費電流が要求されるバッテリー駆動機器などに有効です。
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Q
機器内蔵用のフォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)の代表的な用途例について教えてください。
- A
機器内蔵用のフォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)の代表的な用途は、物体の有無検知、回転ディスクのカウント、移動物体の位置決め、回転方向検知(エンコーダ用途)などがあります。
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Q
機器内蔵用のフォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)はどのように選定すればよいですか?
- A
機器設計上の検出用途により、まず、透過形(溝形)、反射形などの検出方式を選定します。 次に形状、検出距離(溝形の場合は溝幅)、出力タイプ、実装・接続方式の順に決定することが一般的です。