リレーにフラックスが侵入した場合、接触不良 になりますか?
ID: FAQE10084
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回答回答
フラックス塗布工程で、フラックスがリレー内部に侵入し接点に付着した場合、接触不良が発生します。
また、リレーの駆動部、電磁石部に付着すると動作不良に至ります。
Explanation解説
原因
- 耐フラックス形リレーのフラックス塗布において、リレーのベースとケースの勘合部よりフラックス液面が上がるとリレー内部にフラックスが侵入します。 侵入したフラックスははんだの熱でリレー内部を移動し接点部に付着して接触不良に至ります。
- プラスチック・シール形を基板実装する場合、実装時に誤って落下させたリレーを使用すると、ベースとケース及び端子を密封接着しているエポキシ樹脂(ボンド)にクラックが発生し、密封が破壊された箇所からフラックスが侵入して接触不良・動作不良に至る可能性があります。
対策
- フラックス塗布工程で、液面高さの確認・管理の徹底をお願いします。
- 誤って落下したリレーは使用しないでください。
詳しくは、The解決[一般リレー編]:CASE07 フラックス侵入による接触不良をご参照ください。
ワンポイントアドバイス
プリント基板の実装において基板洗浄される場合は、プラスチック・シール形リレーの使用を検討ください。
商品カテゴリー | リレー 信号用リレー パワーリレー |
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分類 | トラブルシューティング |
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-
Q
リレーで動作不良に至る原因はどのようなことが考えられますか?
- A
コイルに電圧が正常に印加されているにも関わらず接点が動作(導通)しない場合、リレーの駆動系(コイル)の不良、負荷を開閉する接点接触系の不具合が考えられます。
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Q
リレーを誤って落下させましたが、使用できますか?
- A
落下したリレーは、特性不良に至っている可能性があるため使用しないでください。
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Q
リレーのシール性について教えてください。
- A
リレーは、耐フラックス形、プラスチックシール形、閉鎖形があります。 密封構造のリレーは、プラスチックシール形です。