形D7S 感震センサ
感震センサはIoT連携にも最適な小型・高精度を実現した 次世代感震センサです。
形D7Sの特長
高精度の次世代感震センサ
地震による二次災害を軽減
形D7Sは、IoT連携にも最適な、小型・高精度の次世代感震センサです。
3軸加速度センサ+独自のSI値演算アルゴリズムにより、高い検出精度と低消費電力を実現。コストパフォーマンスにも優れています。
SI値とは
SI値(スペクトル強度:Spectral Intensity)とは、構造物に対する地震動の破壊エネルギーの大きさに相当。
速度応答スペクトル積分値の平均値であるSI値は、地震動の破壊力を表す指標であり、構造物の被害と相関が高いという特徴があります。
SI値と計測震度相当値の関係
SI値と加速度の比較
最大加速度と比較して、SI値はより計測震度と相関が高い指標であるため、建物被害に即した判断が可能です。
項目 | 概要 | 計算負荷 | 建物被害との相関 | 気象庁震度との相関 | その他 |
---|---|---|---|---|---|
最大加速度 | 加速度の最大値 | 小 | △ | △ | – |
計測震度 | 加速度の演算により算出 | 大 | ◎ | 気象庁が定めた経験式 | 気象庁の検定が必要で、 計測導入にはコストがかかる。 |
SI値 | 揺れの速度の平均値 | 小~中 | ◎ | ◯ | 計測震度との高い相関があり、 簡易に計測できることから 大手ガス会社、鉄道会社も採用 |
アプリケーション例
世界最小クラスの感震センサは、幅広いアプリケーションに対応可能。組込型アプリケーションにも最適です。
産業
半導体/FPD、工作機、制御盤、燃焼炉、印刷機
生活
分電盤、防災システム、家電(ストーブ、ガスコンロ)
社会
電気・ガスメータ、化学プラント、高速、橋、トンネル、鉄道
感震センサのアプリケーション応用例
地震発生時の二次災害対策に、高い検出精度であらゆるシーンでお役立ちます。