ストロークの大きなマイクロスイッチを教えてください。
ID: FAQE20006
更新:
回答回答
オムロンのマイクロスイッチ:V型、S型は押ボタンタイプではほぼ同じストロークですが、レバーアクチュエーターによりストロークをより長くすることができます。
また形D2HW, 形D2QW, 形D2AWはスイッチの大きさに比例してストロークが長く、セッティングしやすくなっています。
Explanation解説
マイクロスイッチのストロークは基本的にスイッチの大きさに比例します。よって、ストロークが長いマイクロスイッチを選定する場合はスイッチも大きくなりますが、 小さなスイッチでもストロークを長くするのがレバーアクチュエーターです。
レバーアクチュエーターが長くなるとストロークも長くなりますが、逆にOF(動作に必要な力)とRF(もどりの力)は小さくなります。
よって、OFを小さくしたい場合にも、レバーアクチュエーターを選定することがあります。
なお、独自の構造で小型ロングストロークを達成したのが形D2HW, 形D2QW, 形D2AWです。
マイクロスイッチのフルストロークは、以下のとおりです。
- Vサイズ(押ボタン、レバー共通): ストローク=PT+OT
- Sサイズ、Jサイズ(オシボタン): ストローク=PT+OT
- Sサイズ、Jサイズ(レバー): ストローク=(FP-OP)+OT
詳しくは『スイッチの基礎知識 技術編』をご覧ください
ワンポイントアドバイス
PTが大きいほどセッティング(動作点)に余裕(バラツキの吸収)が出ます。
取付スペースが少ない場合は、小形ロングストロークタイプ(形D2HW, 形D2QW, 形D2AW)がお薦めですが、高容量開閉タイプはありませんので、電気負荷の確認をお願いします。
詳しくはマイクロスイッチ 各製品ページをご覧ください。
商品カテゴリー | スイッチ マイクロスイッチ |
---|---|
分類 | 選定・特性 |
関連キーワード |
|