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個々のハンディキャップに適応した人材配置と
設備の工夫・改善により誰もが働きやすい工場に設計しています。
工場内の環境は、出入り口の段差をなくすことはもちろん、廊下や通路の幅、トイレ、エレベーターの広さを十分にとり、生産ラインも効率と生産を考えたレイアウトにしています。
また、設備面は車いすでも作業しやすいように作業台や設備の高さなどの設計を行い、手の不自由な人にはそれを補完できる装置を設置しています。残存機能の少ない機能的重度障がい者にも、機械と残存機能を組み合わせることによって、常に安全で効率よく作業できるよう心がけています。
作業台の仕様
- A:作業台の高さ…65cm±15cm
- B:作業位置…70cm±15cm
- C:作業台の奥行き…60cm
- D:作業者の間隔…90cm以上
通路幅
- 作業上周辺の通路幅…120cm以上
- 作業場内…90cm以上
出入口
ハンガー式引き戸とし、幅は90cm以上を確保しています。
自動ドアを設置し、段差をなくしています。
棚の仕様
- 棚の最大寸法(キャスター付)
- A:高さ…130cm
- B:奥行…60cm
- C:横幅…120cm
最適到達範囲
作業者の負担を最小限に抑えられるよう最適な範囲内で作業しています。