金型加工のリーダーとして後輩の指導に当たっています
生産技術部で金型技術グループ加工チームのリーダーとして、後輩の指導を行なっています。図面に基づいて、金型部品を作り上げる仕事ですが、自分達が持っている技術・技能が金型部品に反映され、確かに出来栄えが良くなったと実感できた時には、生きがいを感じますね。
この業界は、9割以上が中小企業。大手もかなわない独自の技術を誇る企業も多いのですが、設備・工具メーカーからの新しい情報がいち早く入るこの環境に大変満足しています。


高価な部品をオシャカにしたこともあります
以前、40万円相当の金型部品を削りすぎて丸ごとオシャカにしてしまったことがあります。すぐに上司に相談。在庫品を急ぎ取り寄せしてもらい、深夜空港まで引き取りに行ったことを覚えています。
今では機械加工技能士資格の特級も取得しており、金型業界では機械加工の技術でどこででも食べていけるという自負を持てるほどですが、小さな失敗は数知れずありました。しかし、そのたびに「次はこうしよう」と創意工夫して、失敗を自己の成長に繋げてきました。
後輩のみなさんへ
私も若い時は内気で、話すことが苦手でした。若い方々にはもっと積極的に自分の意見を言い、行動して欲しいと思います。
多くの失敗があるから、今の自分があると思います。失敗を恐れず、マニュアルに縛られず、大いに働き、大いに遊んでください。
最近は、子供と妻と私の3人で行く車中泊での魚釣りに嵌っています。
なかなか行く機会が少ないですが。自然の中で、あるいは車の狭い空間で、工夫しながら家族で協力しあう経験は子供にとってもいいことかな?と思っています。
また、子供が柔道のクラブに入っていますので、試合のときは必ず応援に駆けつけます。あとは、暇を見つけては好きな読書をしています。



