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加藤

入社の動機について「グループ合同会社説明会への参加が、人生の転換点に。

加藤

「自由な社風」と「若手が活躍できる職場環境」。私が求めていた就職希望先の条件です。就職活動の最初の頃は、そんな条件に適う大手企業の面接や会社説明会に足を運んでいましたが、途中から、中堅企業が自分には合っている、と考えるようになりました。大勢の社員を抱える大きな組織だと、設計サポートなどの下積み期間が長く、リーダー的な存在として自分のやりたいことがなかなかできないのでは、と思い始めたからです。

そんななか、オムロングループ合同会社説明会への参加し、グループ全体の多岐に渡る事業領域に驚きつつ、オムロンアミューズメントの存在を初めて知ったのです。オムロンアミューズメントの方々の気取らない話し方・接し方が特に好印象でした。

私自身は、アミューズメント業界に興味があったわけではありません。しかしこの企業なら自分が成長できると直感し、エンジニアとして純粋に働いてみたいと感じたのです。

社風・職場環境について希望通りの企業風土でした。

加藤

働き始めてすぐに、自分の直感が正しかったと分かりました。初めて担当したのは「オムロック」という製品で、遊技機の枠・ドアを開閉するためのシリンダ錠です。最初は、開発の引き継ぎ作業などが中心でしたが、二年目には、開発担当者として、小さなテーマを次々と任されるようになり、三年目には、製品の改良など、重要なテーマを任されるようになりました。

私にとって「任される」は働く喜びの一つですが、若手にとっては、ときにプレッシャーになるかもしれません。その点、ここには、上司・先輩に相談しやすいフランクな社風や、チームワークを大切にする開発体制が整っているので、若手にとっては働きやすく、思い切ったトライもできます。

最も特徴的なのは「つくりたいものをつくれる」という企業風土が根付いていること。自分から上司に提案し、能力さえ認められれば、若手でもやりたい仕事にチャレンジさせてもらえるのです。

また、お客様との打ち合わせや、新製品のプレゼンなども、私たちエンジニアの重要な役割です。お客様と一緒に製品をつくっていくプロセスで、意見をダイレクトに聞くことができるのもやりがいを感じます。活躍の場や視野を広げたいエンジニアにとっては、魅力的な職場環境だと思います。

現在の仕事内容について業界全体が満足する、新しい価値の創造を。

現在は、エレキ開発課に所属し、業界標準部品を担当しています。これは、すべてのパチンコもしくはパチスロ遊技機に共通で搭載可能な部品を指します。私たちの使命は、お客様やマーケットのニーズを捉え、新しい価値を備えた技術や製品を創造すること。と言いましても、特定のお客様の希望だけを取り入れたり多機能を追及するだけでは、業界標準部品の本質を失ってしまいます。QCDのバランスが大切です。多様なニーズを上手く融合した製品を開発し、業界全体の満足に応えていくことが最も重要です。

また、設計・開発部門は、お客様サポート体制も備えており、製品毎の担当エンジニアが、お客様の問い合わせに対応します。急なトラブルにより仕事の量や優先順位が大幅に変わることがあります。納期厳守は仕事の大前提なので、技術的なスキルだけでなく、柔軟な変化対応力も、ここで働くエンジニアに必要な能力と言えます。

印象に残っている仕事について不正対策で強まった、業界貢献の気持ち。

ある年の一月初旬、プレーヤーが不正行為によりパチンコ玉を搾取する犯罪が発覚しました。パチンコ玉の通過検知などを担う「近接スイッチ」に対して不正が行われたのです。その製品は、当時私が担当していた業界標準部品でした。ある客先からの報告は、業界全体の問題へと飛び火。ただちに犯罪の手口を解析し、二月には検証を重ね、三月に対策品を納品しました。残業や休日出勤を重ね、チーム一丸となって開発に取り組んだのを今でも鮮明に覚えています。

近年、パチンコ不正の手口は複雑化し、解決策を見つけるのも容易ではありません。セキュリティ機能の強化を図り、業界に貢献していきたいという気持ちが強まる経験にもなりました。

今後の目標について高い志をもって、チャレンジを継続していきたい。

私は、大学の専攻が機械系なので、メカ系エンジニアとして採用されましたが、現在は、エレキ開発課で働いています。部署異動から4年が経ち、電子分野の専門知識が豊富なお客様ともスムーズに打ち合わせが行えるようになりました。しかし、実際の設計業務になると、自分の納得いくレベルには、まだまだ到達していないと感じています。

成長するためには高い志が不可欠です。将来、エレキエンジニアとして新しい製品づくりにチャレンジするためにも、向上心・向学心をもって、仕事に取り組んでいきたいと思います。

就職活動をする学生の皆さんへ

加藤

就職希望先を、たとえば「大手のみ」など、決め付けず、柔軟な考え方で就職活動に取り組んでみてはいかがでしょうか。会社説明会などに積極的に参加し、実際に働く社員を通して、企業の考え方やビジョン、社風・職場環境などを知ることで、自分に合った会社との出会いにつながると思います。