革新的な考えを持つ
2人の共鳴から生まれた、
日本初の福祉工場
2人の理念の共鳴によって、1972年に福祉施設・障がいのある人・民間企業の協力による、日本初の福祉工場であるオムロン太陽株式会社が誕生します。
写真提供:社会福祉法人太陽の家共生社会、ダイバーシティ、インクルージョン。
言葉として概念化されると、たちまち、どこか遠いところの話のように聞こえてしまう。
私たちはただただ、現場やともに働く仲間の姿を見つめ、お互いがより活躍するためにどうすべきかを考え、変わり続けてきた。未来はいつだって、訪れを待つのではなく、切り拓くものだった。
過去もそうだったように、私たちがこれから目指す未来を表す言葉は、きっとまだない。
これまでの50年を解き放って、
さらに私たちらしく、
言葉にならない未来へ。
日本初の福祉工場として誕生したオムロン太陽の50年は、障がいのある人とない人がともに働く社会の歴史とも言えます。私たちはこの記念すべき年を、もっと多くの人たちと繋がり、輪を広げる機会にしたいと考えました。
創業50周年記念プロジェクト UNLOCK the FUTUREでは、さまざまなプログラムを通じて、過去・現在・未来を見つめ、あらためて全ての人々がWell-Beingを感じられる社会について考えていきます。
1人ひとりがもっと輝き、皆が支えあう社会。すべての人が生き生きとし、幸せを感じられる社会。そんな未来をつくるのは、今ここオムロン太陽で働く、私たちの役割じゃないか。
認定NPO法人スローレーベル理事長
東京2020パラリンピック開閉会式ステージアドバイザーを務め、障がいのある人の舞台芸術におけるアクセシビリティを改善する活動を展開。アート・エンタメの世界を横断して異文化をつなぐ。
今、日本中の企業が手に入れたいノウハウがここには沢山ある!!ぜひそれを、日本全国に解き放ってください!!そんなお願いから始まりました。
メンバー同士の繋がりや1人ひとりの魅力を見い出し、さらなる多様性と創意工夫あふれる現場を目指してチームビルディング研修を実施。サーカス技術の練習を通じて、問題解決能力・自尊心・コミュニケーション力などを育むユニークなプログラムに取り組みました。
企画・運営:
SLOW CIRCUS / 認定NPO法人スローレーベル
来場者に、生産現場のメンバーたちのエネルギーや、オムロン太陽の過去・現在・未来を感じてもらうため、式典やトークイベントを開催。この日のために制作した特別工場見学も体験してもらいました。
普段は作業中だったり、人前で話すことに慣れていないメンバーが、劇作家や映像作家とともに3ヶ月間かけて、来場者へ伝えたい思いや言葉を組み立てました。「ユニバーサルものづくり」の工夫やメンバーの言葉には、多様な人々が社会で輝くためのヒントがあるはずです。
私たちの「未来の働き方」とは?スポーツやアートなど多様な領域のゲストの視点を織り交ぜながら、誰もが活躍できる次の時代の働き方について考えます。
太陽の家は、日本パラスポーツの父ともいわれる中村 裕が1965年に大分県にて創設。中村が提唱した「世に身心障がい者はあっても仕事に障がいは有り得ない」という信念を土台とし、この理念を掲げています。
写真提供:社会福祉法人太陽の家オムロンは、創業者の立石一真が自身の信条をもとに、「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」という社憲をまとめました。事業を通じて社会に貢献する姿勢(企業の公器性)を表しています。
革新的な考えを持つ
2人の共鳴から生まれた、
日本初の福祉工場
2人の理念の共鳴によって、1972年に福祉施設・障がいのある人・民間企業の協力による、日本初の福祉工場であるオムロン太陽株式会社が誕生します。
写真提供:社会福祉法人太陽の家パラリンピックで繋がる
過去と現在
中村が開催に尽力した1964年東京パラリンピック、そのレガシーとも言えるオムロン太陽の創業。「東京大会のレガシーをふたたびここ太陽から」という思いをともにする栗栖さんと協働し、今回のプロジェクトが実現しました。