フォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)とマイクロスイッチ使い分けについて教えてください。

ID: FAQE40002

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回答回答

マイクロスイッチの接点による開閉に対し、フォト・マイクロセンサ(フォトインタラプタ)は光を使った非接触スイッチングであることが大きな違いです。
よって、耐久性、検出位置精度、応答速度などの点でフォトマイクセンサが優れていますが、マイクロスイッチはAC,DC両方に使用でき、LED発光が不要なため低消費電流が要求されるバッテリー駆動機器などに有効です。

Explanation解説

フォト・マイクロセンサとマイクロスイッチの違いについて下表に示します。 用途に合った最適な商品を選定する際の参考にしてください。ただし、本表の内容はすべての機種に共通している訳ではありません。 詳細仕様は各商品のデータシートにてご確認ください。

マイクロスイッチとフォト・マイクロセンサの違い

ワンポイントアドバイス

フォト・マイクロセンサ:
無接点スイッチとしての使用例

フォト・マイクロセンサ:無接点スイッチとしての使用例
  1. 非接触スイッチングのフォト・マイクセンサは摩耗・腐食などによる接点劣化が無いため、高い信頼性を有しています。 たとえば、長期にわたって年に数回しか操作しない機器のカ バー開閉検知などのアプリケーションでは、周囲雰囲気によっては接点の酸化・硫化などによるスイッチの開閉不具合の可能性があります。 フォト・マイクセンサは、こういった用途にも安心して使用できます。
  2. スイッチに頻繁に衝撃が加わるアプリケーション(遊戯機器の押しボタンや業務用電話機のフック・スイッチなど)では、フォト・マイクセンサと操作部位を組み合わせた無接点スイッチ(下図参照)とするのが有効的です。 操作部位が破壊した場合には、電気回路に触れることなく、この部位のみの修理・交換で済むため、メンテナンス性が向上します。 また、スイッチのストロークに対する配慮も少なく、設計が容易となります。
商品カテゴリー センサ フォト・マイクロセンサ
分類 選定・特性
関連キーワード
  • 光センサ
  • フォトインタラプタ
  • マイクロ・スイッチ
  • 非接触スイッチング
  • 耐久性
  • 検出位置精度
  • 応答速度
  • 電圧仕様
  • 微小物体検出
  • 外乱光
  • 開閉不具合
  • カバー開閉
  • 接点の酸化・硫化
  • 無接点スイッチ
  • 遊戯機器
  • 業務用電話機
  • フック・スイッチ
  • メンテナンス性
  • ストレーク

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